はじめは大して興味もなく、FIBAバスケットボールグループEの日本戦をテレビ観戦した。
しかし、とにかく面白かった。にわかファンになっていく経過は、次のとおりである。
ドイツ戦 81-63 日本 『やっぱりね』
フィンランド戦 88-98 日本 『やった、すごいね』
オーストラリア戦 109-89 日本 『やっぱりね』
ベネズエラ戦 77-86 日本 『大逆転 すごい・すごいね!
ここまで来たら、目指せパリ五輪』
カーボベルデ戦 71-80 日本 『やったー・やったー、パリ五輪だ』
第3クオーターまでは左団扇、第4クオーターはハラハラドキドキ
テレビの声と一緒に『がんばれ ニッポン』の無言の叫び
にわかファンになった理由は、スピード感があり、攻守の入れ替わりが目まぐるしく、攻めと守りがはっきりしていることである。
そして、何しろ気忙しい私にとっては、試合時間が短いことが性に合っていた。
また、「柔よく剛を制す」もさることながら「小よく大を制する」が如く、170㎝台の選手が
220㎝の選手と互角、いや互角以上に戦う姿が、とっても痛快であった。
更に、カーボベルデ戦後の控室でのホーバスヘッドコーチを囲んで喜ぶ、渡邊・富樫・河村・富永・比江島・ホーキンソン選手はじめ他の選手やスタッフの姿にグッときた。
ふと、前に読んだ本(題名、作者忘却)の「コミュニケーションとは、喜びを皆で分かち合い、悲しみ・苦しみを皆で分かち合うこと」という一文を思い出した。
今更ながら、「助け、助け合う」気持ち、ホーバスヘッドコーチが連発していた「信じる・信じてる・信頼している」気持ち、そして「喜びも悲しみも苦しみも皆で分かち合う」気持ちが、コミュニケーションの根幹と感じた。
「あかつきJAPAN、次はパリ五輪での1勝」を期待・応援する一人である。
最後に私の好きな言葉を一言 「みんなは一人のため、一人はみんなのために」
s.y